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2007/07/03(火)〜09/02(月) パネル展 「畏敬の山・剱岳」 |
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佐伯邦夫氏(魚津市)による監修のもとで「畏敬の山・剱岳」と題するパネル展を開催しました。本展では、剱岳の特異な地形・地質、柴崎氏以後の近代登山の流れを紹介しました。さらに、高橋敬市氏(立山町)による剱岳の写真が会場を彩りました。 立山が霊山として万人に開かれたのに対して、峻険な剱岳では、屈強な修験者のみが頂をめざし、一般人は遥拝するだけの「嶽」となりました。しかし、明治40年(1907年)、陸地測量部の柴崎芳太郎の率いるチームが測量登山を行ってから、人々と剱岳とのかかわりは大きな変化を遂げます。すなわち登山家がいくつかの基幹ルートを開拓し、さらにアルピニズム(アルプス的登山)の絶好の対象となっていきます。今年は、柴崎氏が測量を行ってから100周年の記念すべき年にあたります。 会場には県内外の登山客が訪れ、畏怖され、尊敬されてきた剱岳の偉大な存在を再確認していました。なお、本パネルは10月1日(月)〜11月5日(月)まで室堂平の立山自然保護センターで巡回展示されます。 |
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