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2006/10/15(日) フィールドウォッチング 「飛越地震と常願寺川探訪」 |
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今年は安政5(1858)年の飛越地震と常願寺川沿いの史跡を探訪しました。前半は、飛越地震を引き起こした「真川跡津川断層露頭」を見学し、学芸員による解説に耳を傾け、県内の断層について理解を深めました。有峰では薬師岳が望まれ、参加者は紅葉と清々しい空気の中で昼食をとりました。
後半は「中地山発電所」、「松ノ木発電所」を探訪しました。県内の水力発電は、富山電燈会社による大久保発電所を端緒とし、大正13年には常願寺川で県営初の水力発電所が設置されています。松ノ木では、思いがけずカモシカの親子が歓迎してくれました。続いて「横江えん堤」、「常西合口用水」を訪れ、常願寺川の取水の仕組みを学びました。さらに「佐々堤」、「殿様林」、「正源寺」では、かつて水難防止を願った人々の想いに心を馳せました。 最後に「延命地蔵尊」で常願寺川水系の名水で喉を潤しました。「実際に足を運び、本物を見ることで、大変良く理解できました」とのご感想をいただきました。 |
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真川跡津川断層露頭で専門的な解説に耳を傾ける。 | 常西合口用水の隧道出口に刻まれた「沢無涯」を見る。 | |
延命地蔵尊の名水は順番待ちの人気。 | 大場の大転石(十万貫石)にて記念撮影。 |