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2006/07/22(土)〜08/31(木) 第17回 企画展 「異人たちが訪れた立山カルデラ−立山新道と外国人登山−」 |
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明治初期に開通した立山新道を一つの契機として、多くの異人たちが立山カルデラに調査や探検で訪れています。今企画展では、彼らの目に映った立山カルデラについてパネルや関連資料で紹介し、調査・研究対象としての立山カルデラを再考する機会としました。
会場正面には、立山温泉の建物を復元しました。建物入口には、カシミール3Dによる立山新道の鳥瞰CGを展示し、さらに立山新道関係史料を展示しました。新作ハイビジョン映像(約10分)を通じて、概要を理解していただきました。 企画展示室には、明治初期の外国人登山に関する年表、ナウマン、アーネスト・サトウ、ローエル、デ・レイケ、ウェストンが記した立山カルデラの状況、関連資料を展示しました。特に、外交官・サトウ氏の書簡や専用トランク、『日本旅行案内』初版〜第9版は県内初公開であり、多くの来館者が見入りました。他にもローエルの著書、デ・レイケの立山登山時の手紙、ウェストンの名刺等の資料が注目を浴びていました。 会場入口では「立山登山案内図」のミニ版画やぬり絵コーナーが好評を博しました。明治時代の旅装で記念写真ができるコーナーも設置し、明治時代の気分を味わっていただきました。関連イベントとして8月20日〜21日に「平成のザラ峠を歩こう!」(室堂〜五色ケ原)を実施し、参加者は異人たちの想いを体感しました。期間中、13,275名の方々にご来館いただきました。 |
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正面に立山温泉が出現!。 | 展示解説会 立山新道ルートを辿る。 | |
立山カルデラを訪れた外国人紹介。 | 明治初期の外国人旅行を広く紹介。 | |
版画コーナーは子どもたちに大人気。 | 気分は明治時代のトラベラー 秋の立山カルデラ(パノラマ)をバックに。 |