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2005/10/8(土) 〜 11月27日(日) 第16回企画展 「常願寺川砂防100周年 護天涯への想い」 |
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富山県はいま「水の王国」と呼ばれ、日本で有数の暮らしやすい豊かな県となっています。しかし、安政5年(1858)の「鳶崩れ」によって常願寺川は大変な暴れ川に変わり、それ以降は流域と富山平野の人々を幾度も苦しめてきました。 来年は常願寺川で砂防事業が始まって100周年を迎えます。「天涯」とは天のはて、極めて遠く離れた場所という意味で、立山カルデラのことを指しています。災害を無くし、平野部の住民の生活を守るためには、あたかも地の果てである天涯(立山カルデラ)を護ることが何より大切とされました。今回の企画展では主に明治39年〜大正15年まで富山県が行った砂防事業の歴史とその背景を紹介しました。約30枚のパネルで歴史を概括し、「砂防と治水」の編集映像、「護天涯の碑」の拓本等を展示しました。 かつて災害のない暮らしを希求し、厳しい自然環境の中で多くの困難に立ち向かった富山県の人々の熱き「護天涯への想い」は現在の直轄砂防の原点とも言えるものです。来館者からは県営砂防の歩みについて当時の物価や県予算等と比較しながら理解できたと好評でした。 |
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正面タイトルと「護天涯の碑」拓本。 | 解説文と写真に見入る観覧者。 | |
メイン展示 解説パネルと年表。 | 模型と衛星写真から「護天涯の碑(泥谷1語堰堤)」の場所を探す。 |