ホットな情報コーナー
2005/8/11(木)
 伊藤和明名誉館長講演会
 「火山噴火と山体崩壊 −セントヘレンズから25年−
 火山の噴火や地震によって引き起こされる大災害の一つに山体崩壊があります。火山噴火に対するそれまでの考えを大きく変えることとなったセントヘレンズ山(アメリカ)の噴火・山体崩壊から25年。セントヘレンズ山から磐梯山・御嶽山など日本で発生した山体崩壊を例として、火山が持つ力とその脅威について講演していただきました。富士山に似た山容を持ち、観光地として多くの人が訪れていたセントヘレンズ山の風景が、噴火によって一変する様子に驚かされました。また、噴火の爪痕をそのままエコミュージアムとして保存しているアメリカの取り組みや防災施設についても話題として取り上げられました。参加者からは多くの質問が寄せられるなど非常に充実した内容となりました。