2001/6/10

フィールドウォッチング「春の材木坂と美女平」

 博物館から材木坂を美女平まで登り、自然観察会を行いました。
8:50の集合の時はよい天気だったのですが、次第に曇り始めました。昼食をとるまでは雨が落ちることなく、途中の植物や材木石の様子などを学習しながら、ゆっくりと登り、有意義な時間を過ごすことができました。しかし、昼食後から雨が降り始め、予定を少し省略し、バス道路沿いの石仏や、タテヤマスギ、キハダ、熊棚などを観察しました。そのころからどしゃ降りと雷雨になり、ちょっと残念でした。解散後は雨が上がり、何人かの人は再びケーブル乗ることなく、材木坂を自分の足で降り、ふだん体験できないことができたと喜んでおられました。
(植物はクリックすると大きくなります。640×480)

材木坂の登り(引率した職員にだまされ、もう少し行けば楽になるとか言われ、元気を出して登っていました。)

660m付近の鉄塔での休憩(470mから190mほど登ってきました。景色もよくちょっと一息)

ギンリョウソウ(森の中にひっそりとさいています。緑色をしていませんが、立派な種子植物です。花の中だけに色が着いています。) ササバギンラン(ササの葉に似ているギンランの意味)
フタリシズカ(花を静御前の舞姿にたとえたもの) マイヅルソウ(2枚の葉と花を鶴が翼を広げ舞っている様子にたとえたもの)
サルメンエビネ(赤くしわのある花弁を猿の顔にみたてています)
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